1

バット

写真参照:市販プラスチック製バット。玩具店などに売っています。金属バットや木製バットは禁止。また、バットの改造は自重すること。好みのステッカーを 貼ったりグリップを補修したりすることはOKですが、重さや硬度に手を加えることは木製や金属製バットと同様に、バットが当たって(子供な どの)ケガの原因に成りかねないので禁止とします。

2

ボール

写真参照:直径75mm程度の市販の色付きゴムボール。縫い目有りのモノも無しのモノも使用可能です。厳密にサイズ測定等はしませんが、空気が抜けたら空気入れで補充するか、新品に交換しましょう。

3

グローブ

素手で充分ですが、使用は自由です。

4

ホームベース

幅43.2cm(一般野球と同じ)手作りでOKです。

5

一塁・二塁ベース

ベースとして適当なサイズ・形(一般野球38cm)手作りでOKです。また一塁はダブルベース(ベース2枚並べる)にして一塁手とランナーの接触に配慮しましょう。ベース板は合計3枚必要ということになります。

6

服装

服装は自由です。チームで統一する必要も有りません。(各チームで簡単なユニフォームを作るのも楽しいかも知れません)
※金属のついたスパイク等、危険なものは自粛するよう心掛けて下さい。






1

チーム編成

カラーボール野球のポジションは5つ。
(1)ピッチャー
(2)キャッチャー
(3)一塁手
(4)二塁手
(5)外野手
1チーム5人からとなります。ベンチ入り選手(控え選手)人数に制限は有りません。
<DH(指名打者)制について>
指名打者を6人目の打者として出場させることができます。DHはポジションの1つと考え、他のポジションとの交代も可能です。
本来の指名打者と違い、ピッチャー以外のポジションでも採用できます。つまり打席に立たない、守備だけの選手もあり得ます。(この場合スコアシートには、代打欄に「守備のみ」と記載してください)
ピッチャーが打撃に入らない本来の意味でのDH制と併用すると、最大7人までスタメン出場が可能です。(この場合上記5ポジションに指名打者2人になります)
また、対戦相手がDH制を使用しない場合は、5人対6人など、人数が揃わないスタメンで試合をしても構いません。
DH制は途中で解除する事が出来ます。この場合6人制→5人制などになりますが、外れた指名打者のスコア欄は飛ばして記入してください。
試合が開始されてからDH制を採用することは出来ません。5人制でスタートした試合を途中から打者を増やして6人制にすることは出来ません。(DH制有り の6人制でスタートした試合で、途中から投手が打席に立たなくなった場合、7人制に移行することは可能です。この場合スコアシートには、投手の打順に代打 扱いで指名打者2を記入してください)

2

助っ人システム

出場メンバーが足りない場合、他チームなどから選手を借りることができます。
助っ人選手は1試合につき何人でも構いませんが、借りるチーム側は3人以上所属選手を出場させる必要があります。
助っ人選手のポジションはピッチャー以外とします。
対戦相手のチームから助っ人を借りることは出来ません。
※シーズン中のトレードは1度のみ認められます。
前期なら前期に1度だけチームを移籍できます。何度も移籍して助っ人システムの代わりに使用する事は出来ません。

3

1試合のイニング

1試合のイニングは3アウト交代の5イニング制です。
延長は有りません。同点の場合は引分けになります。
雨天や日没、戦意喪失によるコールドゲームは、負けてる側のチームの3回終了時で成立します。
それ以前に試合をやめた場合は、中止となり、一切の公式記録は残りません。

4

女性、子供専用ルール

女性や子供に限り三振アウト&四球は無し。
もちろん(経験者の方などは)通常ルールでの参加もOKです。
試合前に対戦チーム同士で確認してください。

5

審判

審判は、主審のみの1人制で行いますが、人数に余裕が有る場合は、塁審、線審を置いても構いません。
主審は第三者が行うか、対戦中のチームから出す場合は、攻撃側の打順以外の選手が交代で行ってください。
攻撃側が審判を出す事により、お互いのチームのストライクゾーンのすり合わせを狙っています。
当然、味方攻撃側に有利な判定をする事も可能ですが、味方にこそ厳しい判定をするのが正しいスポーツマンです。



1

デッドボール 無し

打者に投球が当った場合も、ただのボールカウントとします。

2

ワイルドピッチ/振り逃げ 無し

ピッチャーの投球をキャッチャーが逸らしても、ランナーは進塁出来ません。

3

盗塁リード・牽制 無し

ランナーはピッチャーの手から投球のボールが離れれば、スタートを切ることができますが盗塁は無しですので、打者がフィールド内に打球を打たない限りは元の塁に戻されます。
リードが無いので投球前のピッチャーの牽制は有りえませんが、投球後にランナーが飛び出している場合などはキャッチャーなどから牽制することができます。
※但し、盗塁無しですので牽制の送球が暴投した場合もランナーは進塁することは出来ません。
キャッチャーからの牽制でランナーがタッチアウトとなった場合、スコア上はランナーの出塁時の成績を修正してアウトと記載します。

4

ホームランについて

ホームランゾーンは設定せず、塁をすべて回った場合のランニングホームラン形式とします。打力、走力、判断力が備わった選手こそホームランを打てるわけです。

5

フォアボールについて

フォアボールは有りですが、満塁の場合はストライク、ボール共にカウントリセット。つまり押し出しは有りません(勝負は逃げの四球などでは無く、打って決めようと言う考えのルールです)。

6

エラー 無し

カラーボール野球は、初心者でも楽しくプレーをするために「エラー」は有りません。
ボールをはじこうが、落とそうが、暴投しようが、打者が打って出塁したモノはすべて「ヒット」扱いになります。
そのかわりに打者がヒットを打った場合でも、走者がオーバーランなどでアウトになった時は、打者にアウトの記録がつきます。

7

3フィートルールについて

野 手が走者にタッチするプレーの際、走者は走路(塁と塁を結んだ直線)より大きく逸脱するとアウトになります。カラーボール野球では3フィートを解りやすく するため、タッチプレーの際は1メートル走路より離れては行けない事とします。簡単に言えば、走者がグラウンド上を延々と逃げ回る鬼ごっこ防止と言う事で す(笑)。

8

守備・打撃・走塁妨害・ボーク・インフィールドフライ等 無し

カラーボール野球は、初心者でも楽しくプレーしていただくために、通常野球にある難しいルールは基本的に「無し」とします。
また、カラーボール野球は安全第一と考えています。プレー中にお互いがぶつかるような場面では、譲り合い避ける方向でプレーしてください。
その為通常野球には、守備、打撃、走塁の「妨害」ルールが有りますが、カラーボール野球では上記譲り合いのプレーを前提とし、接触などによる「妨害」は無いものと考えて、基本的にゲームを続行することとします。
判定が揉めた場合は、子供の頃に戻ってジャンケン等で解決してください。

9

勝利投手・敗戦投手・セーブの規定(リーグ戦用ルール)

勝利投手の条件は、先発投手の責任投球回数が3回である事以外は通常の野球ルールと同じです(3回コールドゲームの場合は2回完了で勝ち投手の権利を得ます)。
敗戦投手も通常の野球ルールと同じとします。
セーブの条件は、勝利投手で無い最後の投手として登板し、1回3点差以内を同点、逆転されなかった場合。 登板時の状況が、2者連続HRを打たれたら同点、逆転される場合は、イニング数(アウトカウント)は関係しない。4回頭から登板した場合は何点差でもよい。
完投、完封、ノーヒットノーラン、完全試合は、勝ち試合の5イニング、先攻チーム負け試合の4イニングを完了して記録されます(3イニングコールドの場合は認められません)。

10

プレーオフ規定(リーグ戦用ルール)

プレーオフは翌年度の前期終了時までに実施する。
優勝チームが消滅した場合は、勝率、勝ち点、共に次点のチームが繰り上がりでプレーオフに進出する。
プレーオフが全試合行われなかった場合は、プレーオフ開催期間中の翌年度公式戦に2回以上参戦したチームにより、開催された分の試合結果、対戦結果で優勝チームを決定する。
対戦結果が同じ場合は、プレーオフ開催期間中の翌年度公式戦に2回以上参戦したチームの前年度の対戦成績で優勝チームを決定する。

 

HOME